エブリスタ
さがす
本棚
通知
メニュー
コメント
ジプソフィルの光
大佐戸達也
2024/3/30 18:40
ページをめくるたびに驚きと感動がありました
主人公の「石川裕介」が旅先のフランスで出逢った青年「シモン」。裕介は彼から「死んだ父が描いた絵」を託される。それは想い人に贈りたくて贈れなかったもの。相手は日本人で、その絵が日本にあれば彼女の目に触れるかもしれない――と。 ページをめくるたびに驚きと感動がありました。それぞれの人間たちの心の在りようが切なく、まっすぐで、すれ違ったものがつながってゆく充足感…! やがて分かるタイトルの意味と、色彩や光彩のキラキラ感が印象的です。
いいね
コメント
この投稿に対するコメントはありません
大佐戸達也