昭島瑛子

創作+現実=人生
小説を書く人が主人公の小説。エブリスタでよく見かけますし、私自身も書いています。自分の経験を元にしているからリアルに書けて、読者も共感できる点が多いので名作と呼ばれる作品も多いジャンルだと思います。 しかし外に目を向けてみれば、小説を書く人はごく一部です。 この作品の主人公、佐伯理沙は小説を書く人です。「水曜日の午後5時」と言ったら何の時間なのか、エブリスタ民ならすぐに気づくでしょう。 小説を書く人特有の感情や人との交流が描かれますが、作中でもっとも大きなドラマが起きるのは「職場の人間関係」です。この部分が、「小説の書き手が主人公の小説」として他の作品と一線を画していると思います。 小説を書いていてもいなくても、職場の人間関係に悩んだ経験のある人は多いと思います。さらにその問題解決の方法が創作と無縁ではないという点も秀逸です。 創作も現実の仕事も混じり合ってこその人生だと思わせる作品でした。
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瑛子さま いつもお世話になっております、未苑です。 レビュー下さり、本当にありがとうございます✨😭✨ 御礼が遅くなり大変失礼いたしましたm(__)m >創作+現実=人生 拙作があたかも名作のような気がする(←図々しいw)素敵なご紹介!  仰る通り、エブリスタ民なら「水曜日午後5時」にピンとくるだろうな、と安易な発想から生まれました。 サービス業はじめ多数の方は勤務中で発表近くになるとそわそわしているだろうなぁ、と……自分を棚に上げていますがwww >その問題解決の方法が創作と無縁ではないという点も秀逸 こんなお褒めの言葉頂いていいのでしょうか💦 今作がコンテスト落選になったとしても(その方
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