笹目いく子

6月に賞に応募なさるとのこと、たいへん楽しみです! これだけの書き手の方にコメントするのもおこがましい気持ちですが、もしこれから改稿なさるのであれば、お役に立てばと少しばかり… いくつかもっとここが描写されているといいなと思ったのは、キャラクターの背景に関する部分です。 特に、 ・オミオミの詳しい家族構成や生育環境。 ・オミオミと加賀式の間の確執。 ・スコールの半生。 でしょうか。 オミオミのキャラクター自体はとても魅力的なのですが、家庭環境や生育環境などがあまり語られていないので、どんな人物であるのかが冒頭から前半にかけてしっかり思い描けない部分がある気がしました。 それと、加賀式が麻雀勝負を持ちかけるくだりが少し意外に感じられました。オミオミを憎む背景がもう少し触れられているといいかなと思いました(加賀式自身の家庭環境など、背景ももう少し知りたいかなと)。 またスコールとカオリの関係、見事な伏線回収だったと思います(だから香りにこだわっていたのか!と納得です)。スコールの人物造形もとても面白く奥深いですが、過去に何があったのかもう少し説明があるとより感動的な種明かしになる気がします。 ただ文字制限などがあるでしょうし、外野があれこれ言うのは簡単だと思いますが…。 良い結果となりますよう、心よりお祈りしております!!
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笹目さま。 いつもながら過分なお言葉恐れ入ります。 ややハードな題材であるにも関わらず、最後までお読みいただき心から感謝致します。若干自分のパーソナリティが露呈する内容だけに、嫌われないかとひやひやした作でもありました。特にあとがきは、恥の塊だし、思想が強く出力していますから読み手に不快感を与えないかと不安でした。しかしながら本作を最後まで耐えられる読み手ならきっと作者の人物像も悪い意味で理解できてしまうだろうという想定の上、公開させていただきました。 今作は宣言した通り公募に出しますし、特にお褒めいただきました構成の部分は自分の中でも過去一番の出来具合だったと自負していますので、とてもうれ
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