飛びたいし落ちたい
ゾワゾワするお話ですね。『落下の王国』という映画を思い出しました。 人間の本能として、高い場所や、高い場所から落ちることは怖いはずで、怖いと思っているから自分を守ることができる……はずなのに、バンジージャンプやジェットコースターがある不思議。 ステキなビルから「落ちたい」って、綺麗な大空を「飛びたい」の逆なのかなと思いました。 人間単体が空を飛ぶことは不可能だし、人間単体が落ちると死ぬ。 「空を飛ぶ」のはたまたま死じゃないから憧れの定番として広く認知されているだけで、もしかすると「落ちる」ことも飛ぶことと同様、「不可能な憧れ」として人間に備わっているんじゃないかなーと思いました。 それにしてもメタボリズム建築(っていうものがあるのですね)、「中銀カプセルタワービル」しか存じなかったのですが、素敵ですね…中銀の解体はテレビ番組で観ていました。住居の入れ替えは結局できずに終わってしまったみたいですが、斬新すぎて、完成してしまった街の構造の中で生き残れなかったのが残念です。
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読んでくださってありがとうございます!! 調べたら『落下の王国』面白そうですね。 ベートーヴェンの交響曲7番を使っているそうで、わたしは7番かなり好きなのですよ……♪ 「#落ちたい」はそもそもフリー画像サイトで、表紙画を見たときにこの絵から逆算して小説を書きたい、って思ったんです。実際にはかなり難航しましたが……。 「不可能な憧れ」そうかもしれませんね……やはり死への欲動、タナトスが根っこにあるのかも。 「中銀カプセルタワービル」、そうですそうです!!>メタボリズム建築。東新宿の通称軍艦ビルも大好きで……。本当にセル(細胞)=部屋を交換しつつ利用されていたらどうなっていたのでしょうね?

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