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娘の引越し スケッチブック【超・妄想コンテスト「引越し」応募作品】
緒川ゆい
2024/7/4 12:57
子どもの立場からも親の立場からも、そして愛する人とこれから出会う人にも
私自身の話をすると……私は地方から都会に出て一人暮らしを始めた人間でした。その時に私も咲ちゃんのように両親が引っ越し荷物を載せて車で送ってくれて。そのことをめちゃくちゃ思い出して……。涙が出てきて。 次に夫婦としてのお互いについてもこの物語は振り返らせてくれました。私は夫をちゃんと見ているだろうか、と。この人の目を見て、愛してあげられているのかと。 一粒で二度おいしいと言いますが、この物語はそれだけではない! 誰かをこれから愛し、生きていく方にもこの物語は響くと、強く感じます。 誰かを好きになって愛して。でも生活をしていくうちに変わっていく。 その過程の美しさ、愛しさがこの物語にはめいいっぱい詰まっている。だからこそ、生きたくなるし、誰かと手を繋ぎたくなる。 ひとつの視点で特定の誰かに訴えかける物語はこの世界にたくさんあるかもしれません。けれど、様々な立場の方にそれぞれに訴えかけてくる、しかも限られた文字数でとなるととても稀有な物語ではないかと私は思います。すごいなあ…と唸りました……! トコダさん、素敵な作品を読ませていただき、本当に本当にありがとうございました!
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トコダ トコ(旧・床田とこ)
7/6 19:13
ぁあ……なんて素敵な感想レビュー、書評なのでしょう。もう「あとがき」として巻末に付けたいと思うくらいですw← 本当にありがとございますーっ! 折角なので個人的なお話を私もしてしまうと、引越しの経験も結婚した事も無く、恥ずかしながら読書経験や両親を観察しての妄想で描いた作品で、もしかすると読んだ方から「けっ、あまちゃん若造の綺麗事かよっ!」なーんて思われないかってちょっと思ってたとこあるんですがw、 緒川さんに言っていただいたように「これから誰かを愛し生きていく」にあたりここ持っておきたい!みたいな核を抱いてられたのが、これを書き上げられたひとつの魂だったと気付きました。 技術的な部分とい
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