西 東

切なくも力強い。
あらすじを読んだ時点で、成就する事のない片思いだろうとは容易に予測していました。 ですが上手く表現出来ないのですが、切ないながらも残されて生きて行く人のしなやかな強さを最後には感じました。 先に旅立ってしまうからこそ、残る心配事を片付け様とした思い遣りが幾度もヒロインを泣かしたり怒らせてしまったりするのは読者としてもやきもきしてしまいますね。 ひょっとしたら幽霊のまま共に生活して行けると言う訳もなく、終盤での盛大なネタばらしとタイトル回収は流石のお手並みです。 タイトルの鈍感がもたらした結果は、登場人物が互いを思いやる優しさがもたらした結末でもあるのでしょうね。 蛇足ですが、なんだかお盆になって精霊馬に乗って帰って来たら馬の出来に文句付けていそうなキャラに思いました。
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レビューありがとうございます。 ロマンスファンタジーというジャンルで物語を書くのが初めてで、どうするか結構迷いました。 たぶん一番苦手なジャンルだなと実感してます。 色々と考えて書いてみたんですけど、結局学園ものになってしまって。 幽霊とのやり取りはファンタジーだからいいのかなと迷いながらなんとか完成させた感じです。 最後も結構強引に持っていった感じもあって、これで果たしてよかったのかわからないですね。 ロマンスって難しい。 この先の作品にもなんとか生かせたらいいなと思ってます。 次なんですが、コメントにも書いた通り長編に専念します。 前書いたセカイセンニュウです。 あれを公募に出そうか
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ロマンスファンタジーは私も良く理解出来ていないので、大丈夫ですよと太鼓判押せないのが申し訳ないですが、何時もどうりサクサク読み進められて面白かったですよ。 長編への挑戦、頑張ってくださいね。 『セカイセンニュウ』は設定に余裕があるけれど、登場人物の芯にブレはないと感じますので、フニャフニャした作品にはならないでしょうし。

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