RISING SUN

残酷な世界が未来の平和のために行われて欲しいと切に願う
まずは完結お疲れさまでした。かなり感情移入がしやすい文章になっていたと思います。  内容自体は前回と変わらないものがさらに心に楔を打つ感じがしました。誰もが救われない世界。しかし『黒の世界』の二人が最後に見た光景だけがこの物語で救われた唯一の場所だった気がします。  どこかで起こりうる今の世界。そしてラストもそうです。この国でもいつかその事態に巻き込まれるかも知れません。安全や平和それはいったい誰が壊してしまうのかと考えます。望んでるものはきっと同じ方向なのにひとつ線を引いてしまえば方向がぶつかり合い、やがて争い悲劇が待ち受ける。人の幸せと不幸はいつも天秤に量られる。誰かの不幸の存在の上に誰かの幸せが成り立つ世界。あまりにも悲しすぎる世界をまざまざと見せつけられる。きっとこの物語に登場した救いのない人々の上に誰かの幸せが成り立っているんだなと改めて感じてしまいました。  黒の世界の教訓は次の世界でも活かされなかった。でもいつか誰かがこの物語を手に取り読み上げた時に小さくても心に留め次の世界の希望としての種となりうる物語となって欲しいと切に願います。  心に残酷なまでに生への祝福を感じてやまない物語をありがとうございます。(誉め言葉ですよ!)
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RISING SUN様  再び感想を書いてくださって申し訳なく、そして感激して感謝しております。  前回、修正しても納得がいかず再度の投稿となりました。  拙くても心を込めて、少しでも伝わるものがあるようにとの思いで創作し投稿しましたが、こんなにも素晴らしい感想をいただき胸がいっぱいです。  RISING SUNさん、  心より、 ありがとうございます!!
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