ていくみー

哲学的
黒とは何か? 考えたこともなかった疑問を突きつけられる良作だと思いました。 哲学的で、正直読む人を選ぶかもしれないとは感じましたが、小説の本来の役割ってこういうことなのかもしれません。 また人工知能も人間と同じように個性を持ち、人間と同じ轍を踏むところも興味深かったです。 ラストは希望も垣間見え、どこか爽やかな読後感が残りました。 色をテーマにした作品、とても難しかったと思いますが(しかも黒)、それを巧みに表現されていると思います。 良作に浅い感想で恐縮ですが、オススメできる作品です。
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