緒川ゆい

お腹と心をときめかせてくれる素敵なお話✨
感想失礼いたします! もともと食べ物を美味しく描ける作家様に猛烈な憧れを持っている私ですが、こちらの作品においてもう、その憧れマックスです!  読みながらお腹がなりっぱなしでした! 夕飯食べた後でもおにぎりが食べたくて、柚月さんの梅シロップ白玉が食べたくてたまらなくなるのですもの! それくらい柚月さんの料理に魅了されました。それこそ柚月さんのおにぎりにべたぼれの公武さんのように。 この物語の素敵なところは、食だけではなく、食と心がしっかり結びついて、ときめきを感じさせてくれるところですよね。柚月さんが恋心を自覚していく過程がとても丁寧に、あったかく描かれていて、特に後半、キュンキュンが止まりませんでした。公武さんがまたいいですよね!こんな素敵な方がそばにいたら惚れる……! 正直、私も惚れてました(笑) そして、この作品を私が何より好きだなあ、と感じるのは、辛い現実を逃げずに描かれているところ。 震災という人間の力では逃れられない現実においても、登場人物それぞれが、しっかり歩こうとしているところが随所に感じられて。それがとても好きだし、励まされると感じました。どんな状況でも、どんな難題を抱えていても、人は手を繋げる。それをこの物語は教えてくれたように思います。 ラスト一ページに詰まった思い、願い。とても愛おしく、心強いです。 この作品を読まれて励まされる方はたくさんいらっしゃる。 そう感じさせてくれる素晴らしい作品でした。 天川さん、完結、おつかれさまでした。 素敵な作品を読ませていただき、本当にありがとうございました!!!
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緒川さま! 感想ありがとうございます!!! 長い物語を最後までお付き合いいただけただけでなく、ありがたいお言葉の数々まで。 柚月や公武たちをこれほどしっかりとくみ取っていただけて、本当に幸せです。 連載をがんばった甲斐がありました。 わたくしも、本作品で一番大変だったのは、描写をチェックしていてお腹が減ること。夜中でも。きつかった。 たくさんの応援もありがとうございました~。 小ネタをひとつ。 作中人物の苗字は北海道の地名姓です。 交通情報などで「乙部町で通行止め」と聞くと、「巌や柚月は元気だろうか」などと思います。 そういう楽しみもできる作品でもあります。 よろしくお願いいたします~🍙
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