えりりん

2人の心情が読みごたえありました。
チャラチャラしてそうな達也も、過去に可愛がってた弟を自分の不注意で失くしてしまった後悔や自分を責める思いを紛らわせる為のものだったのではないかとも思われました。 一方、春瑠はいつも寂しそうに笑っていて儚さのある、守ってあげたくなるような男の子。 達也へ想いを寄せていたけど、お母さんの事や家庭の事情など深刻な悩みがあり、それを達也に言えない辛さ自分から別れを告げなければならない悲しみなど、読んでいて胸が締め付けられるような思いでした。 でも離れて過ごしてる間に達也は人として成長したのではないかと思いました。 自分を見つめ直し、お互いの気持ちをじっくり考える良い機会だったのではないかと思いました。 ラストの桜の花びらが舞う場面が美しく、2人がこれから歩んで行く明るい未来を象徴しているようで清々しい気持ちになりました。
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えりりんさんからこの作品にもこんなに温かいレビューが届くなんて、私は本当に幸せ者です! ありがとうございます😭 この話は当初『怒る』がテーマの妄コンに応募するため書き始めた短編でした。結局締め切りに間に合わず、でもせっかく途中まで書いたのでと長編に変更して仕上げた作品になります。 なので序盤はあらすじ説明みたいに走り走りになっており、反省点たっぷりです💦 ただ、私がこの物語りで一貫して書きたかったのは【こじらせている主人公】だったので、その点は頑張りました。読んで下さる方にいかに「春瑠、達也なんかやめときなよー」って思わせられるかが勝負! みたいな。 すみません。これ完全に自分の好みです😅「
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