たらこ飴

じわじわ迫る恐怖に対する心理描写が秀逸な、短編ホラーの傑作
夏の夜にピッタリの怖い話です。 ハンゴンサマと呼ばれる悪霊とある一家の話なのですが、土俗的な怖い話大好きな私からするとかなりツボでした。 私事ですが以前、『呪怨』の清水崇監督が私が通っていた大学にゲスト講師としていらしたことがありまして。その際に勇気を出して、「日本のホラーとハリウッドのホラーの違いは何ですか?」と質問してみました。 清水さんは「ハリウッドのホラーは突然襲われる恐怖で、日本のホラーはじわじわやってくる恐怖を描いている」と答えてくださいました。 乃上さんのどのホラー系の作品にも言えることなのですが、日本特有のじわじわ迫ってくる恐怖や、それに巻き込まれる登場人物達の心理描写がすごく上手いなと感じます。 多くの方にお勧めしたい傑作です!
1件・2件
たらこ飴さま お読みいただき、レビューをお寄せいただきありがとうございます。 清水監督とお話されたなんて、とても貴重な体験ですね✨ 監督がおっしゃるじわじわやってくる恐怖、私も描けているのならとても嬉しいです。 また、ただ怖いだけでない、登場人物の心理描写まで言及していただきありがとうございます。 この作品は私にとって思い入れのある作品で、こうして評価していただけとても嬉しかったです。 素敵なレビューありがとうございました。
1件1件
お返事ありがとうございます(*^^*) 喜んでいただけてよかったです! 清水監督はとても丁寧に、真摯に答えてくださいましたよ。本当に良い経験になりました。 乃上さんの作品、これからも楽しみにしております(*^^*)
1件

/1ページ

1件