倉橋

https://estar.jp/novels/26250120  ☆200超えました。改めてお礼を申し上げると共に簡単に報告をします。この作品は研究エッセーです。 ①ミステリー専門誌「宝石」元編集長でミステリー作家の武田武彦が、江戸川乱歩の通俗長編『人間豹』を児童向けに改作した作品を70数年ぶりに紹介。第三回まで掲載しています。 ②武田武彦の乱歩作品児童向け改作『黄金仮面』『人間豹』『大暗室』は大変な好評を呼び、ポプラ社では連載を単行本化。  平成・昭和のロングセラー「少年探偵 江戸川乱歩」の基礎を築きました。 ③ところが武田武彦が児童向けに改作したにも関わらずポプラ社刊『人間豹』『大暗室』を氷川瓏の改作とする本があります。  「名張毒ぶどう酒事件」で知られる三重県名張市の名張市立図書館が刊行した『江戸川乱歩執筆年譜』と評論家の中川右介が執筆した『江戸川乱歩と横溝正史』です。またこの著作を孫引きしたブログが氾濫しています。  この二作品はポプラ社の思惑で、武田武彦の作品を独自に再編集して単行本化しましたが、元々は武田武彦の作品です。  ところが中川は、江戸川乱歩は武田武彦の改作した『人間豹』『大暗室』が気に入らず、弟子の氷川瓏が改めて改作した氷川版『人間豹』『大暗室』が刊行されたと武田を貶めるようなことを書いています。  僕は武田武彦の再評価と真実を追求するために、このエッセーを書きました。  研究部分はほぼ書き終わりましたので、今後、武田武彦・脚色『人間豹』第四回以降を順次紹介していきます。分量が多いので時間がかかると思いますが、よろしくお願いします。ポプラ社が氷川瓏を使って再編集をしたポプラ社版『人間豹』より、ずっと面白い作品です。  僕がここで紹介するより、どこかが商業出版することを切に望んでいます。  なお僕は武田武彦が雑誌連載した『人間豹』全話をコピーで所蔵していますが、成瀬一富の挿絵も是非とも引用していきたいと思っています。  そのため、連載された「少年少女 譚海」1952年九月号~翌年八月号分を出来るだけ入手したいと思っています。(十一月、四月号は所持)心当たりの方が見えたらよろしくお願いします。  僕はコレクターではありません。書庫に所蔵するつもりはありません。  多くの人に内容を紹介し、研究していくために使用していきます。    
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倉橋さんのやってらっしゃること、とても興味深いです。大変なご苦労があると思いますが、頑張ってください。 ところで『少年少女 譚海』1952年9月号から53年8月号までを探していらっしゃるようですが、1942年の書き間違いでしょうか?ネットでの受け売りですが、同雑誌は1944年3月で廃刊と知りました。もしそうなら、東京にある三康図書館にopacによれば1942年9月号から翌年7月号があります。1943年8月号は所蔵してないようです。残念ながら利用は無料ではなく閲覧席の使用料100円だそうです。
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 ありがとうございます。「少年少女 譚海」は、戦前、「新青年」で知られた博文館が刊行し、戦後になって文京出版が、新たに児童向け雑誌として刊行したのです。よく研究対象となるのは戦前の博文館発行分です。文京出版の「少年少女 譚海」は昭和館というところが所蔵しています。僕は『人間豹』のコピーはそこから提供を受けましたが、コピーそのままを公開するには制限がありました。つまり挿絵のついた頁コピーをエブで公開するのは最小限に限られるのです。この作品は、挿絵が素晴らしいので、何とか現物を入手したいと考えている次第です。  今回、気に留めて頂いたことを、心より感謝しています。  それから僕は雑誌の類は日本の児
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