石亀じだん

さて、彼女が集めたものは何だったのだろうか
何を集めたのだろうか? タイトルからはどうも想像できないが。 おっと、テニスの大会ですな。しかもこれに勝てば全国大会とは。 そこに絶好のチャンスボールがやってくる。打て、打ち返せ、全国とやらが転がり込んでくるぞ。 場面が変わって、入部したての球拾いのシーンになる。ま、どこも同じだろうが、強豪校と言われるほど練習はきついのだろうな。 そして、クラブの謎ルールか。 先輩に敬語、挨拶は部活でなくても。でもなんだかおかしな、特にランニング時の英単語は理解に苦しむ。 そんな球拾いの毎日に、同じクラスのサッカー部の彼と接近することになるが。 そして、進級したところ、その彼が転校とは。 どうやら「緊張しー」の彼女は、彼から思いがけないことを教えられる。 彼は彼女のことを。それは触れないでおきましょうか。 変なルールと中学生の淡い恋心をテニスの全国大会がかかる大事な試合にのせ、読者をひきつける。 さて、味方のプレヤーはもちろん敵も、そして応援する学友に加え、親たちもとなると緊張は、最高潮ととなろう。 その緊張に付け込まれたのか、相手に追い込まれ、がけっぷち。 そこだ「奈緒、任せた」 これに応えなきゃ男じゃない?? そして、高校進学となるが、その後は「サッカーボール」とともに恋も転がってくる。 なんともうまくできた話だが、まずはめでたしめでたし。 恋するテニス女子が、みな奈緒ちゃんみたいになるといいですね。 なんとも微笑ましい物語に、祝杯をあげましょうかね。

この投稿に対するコメントはありません