ドラえもんの声優さんをしていた 大山のぶ代さんがお亡くなりになりました。 90歳でした。 現在のドラえもんの声は、水田わさびさんが担当していますが、 やはり私としてはドラえもんの声は、大山のぶ代さんなんですよね。 大山のぶ代さんは、子供の頃、 周りの女の子はみんな女性らしいかわいい声なのに、 自分は男みたいな声で、相当、コンプレックスを抱いていたそうです。 学校で、担任が出席確認をして返事をする度に担任が眉をひそめたり、 クラスメイトは、大山のぶ代さんが何か声を発する度に、変な声だと笑ったそうです。 そんな辛い境遇から、大山のぶ代さんは声を出すことが怖くなっていったそうです。 しかし、大山のぶ代さんのお母様が素晴らしい人でした。 娘に対して、むしろ、その声を出すような活動をしなさい、と諭し、 大山のぶ代さんは放送部に入ってラジオドラマを作って放送したりしたそうです。 担任の先生は辞めるよう言ったものの、大山のぶ代さんはそれに負けず、放送部を続けたそうです。 ついには、担任も何も言わなくなったそうです。 大山のぶ代さんは、次に演劇部に入り活躍します。 やった役は、「シンデレラの継母」。 想像してみるとすごいですよね! シンデレラの継母が、ドラえもんの声なんですよ! もう、魔法使いのおばあさんじゃなくて、継母が 四次元ポケットから馬車とかガラスの靴とか出しそうですね^^; って、当時はまだ、「ドラえもん」なんてなかったわけですが。 卒業後は劇団に入り、女優として活躍。 そして、46歳でドラえもんの声優に抜擢されます。 以後、26年間、ドラえもんの声優を続けました。 「こんにちは、ボク、ドラえもんです」 という自己紹介や、 「ふーふーふー」 という独特の笑い方は、大山のぶ代さんが考えものが採用されたそうです。 お子さんが早く亡くなったり、ご自身が癌になるなど、辛いこともたくさんあった中、癌の闘病中でもドラえもんの声優の仕事だけは継続していたそうです。 もしも、ドラえもんの秘密道具が使えるとしたら? という質問に対しては、タイムマシンで過去に行って さまざまな病気の原因をなくして、みんなが健康に生きられるようにしたい と語ったそうです。 大山のぶ代さんの御冥福を、謹んでお祈り申し上げます。
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昨日ね機械の不調で 別の仕事をしてて ラジオで訃報を聞いて びっくり いろんな局で ♪あったまてっかて〜か って流れてた
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