倉橋

https://estar.jp/novels/26282930  いつも応援ありがとうございます。トレンドランキング7位になりました。  心よりお礼申し上げます。  青森県警の女性刑事、三枝彩良と岐阜県下呂市の山村に住む高校一年の優等生、日下健。年の離れた婚約者のふたりが青森県と岐阜県で起こる怪事件に挑戦するみちのく年の差遠距離恋愛シリーズ第一弾の完全版です。  岐阜県下呂市は母の実家であり(曽祖父の出自は大阪)、青森は若い頃から恐山と大間崎は毎回の定番に、何度も、フラフラと一人旅をしていたところです。  シリーズの今後です。 ⑴意外な結末の謎解きミステリー ⑵彩良と日下くんの楽しいラブコメミステリー ⑶恐山に仏ケ浦、三内霊園、梵珠山、日本中央の碑、キリストの墓、八甲田山、そしてバイキングが魅力の下呂温泉など青森と下呂の魅力を伝える観光ミステリー  この三点をテーマとして書き続けることが出来ればと思っています。  改めて☆にコメント、スタンプ、本棚で応援頂いた皆さんにお礼申し上げます。  次回作です。紙葉さんから光栄にも太宰治についてのコメントを頂きましたが、青森の生んだ作家、太宰治をテーマにする予定です。  関係ないですが、母は学生時代、太宰治、開高健、大江健三郎を愛読していたそうです。家には母が鶴舞の古本屋で購入した「太宰治全集」があります。(現在は散逸)  東北に住む福島吉右衛門、45歳は太宰治の信奉者で、 「亡くなった人にノーベル賞が贈られた例がある。太宰治にノーベル賞を贈れ」 「太宰治に国民栄誉賞を贈れ」 「太宰の『斜陽』を東北の選定図書にしろ」 と新聞や雑誌に何度も投書を繰り返していたが、やがてスマホを見ている学生やマンガを読んでいる若者に、 「何をしている。それでも東北人か、日本人か。なぜ太宰治を読まん」 と延々と説教を繰り返し、宣伝車で、 「ご町内の皆様、本日は太宰治の『斜陽』の第二章を朗読します」 と延々滑舌の悪い朗読を流し、 「太宰は偉大だ 神様だ レッツゴー」 と延々音程のはずれた意味不明の「太宰讃歌」を流すなど、次第に常軌を逸した行動に走るようになっていた。  そして吉右衛門の太宰治を熱愛する行動が、ついに青森県を揺るがす大事件に発展しようとしていた。 『太宰に熱愛した東北人』  それでは年内にまたお会出来ればと思っています
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拝読させていただきます✨
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