絵空事

怪しく、哀しく、儚く、美しい物語
妄想コン用の作品なので、もちろん短編です。にも関わらず、ストーリーが展開されるごとに謎が深まり、不思議に包まれ、頭の中はたくさんの可能性を模索し始めます。気がつかないうちに、物語の、いや乃上さりさんの世界に引き摺り込まれています。 怪しげで、哀しく、儚く、そして美しさを纒う、そんな作品に感じました。 繰り返しますが、短編なのです。 それなのに、こんなにも心に残る物語とはそうそう出会えない。素晴らしい作品をありがとうございました。
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絵空事さま 『天使教』お読みいただきありがとうございます。  余談になりますが、この成瀬という記者は別の長編作品に、「かつて週刊誌の記者だったがある事件がきっかけで新興宗教やオカルトに関する記事を書くようになり、やがて独立してそれ専門のフリーライターになった人物」として登場します。そのきっかけの事件を今回書いてみました。 天使はいるのか偽りなのか、奇跡はあるのかイカサマなのか、謎を残して終わるラストは一貫していましたが、何度も書き直し産みの苦しみを味わいました。 でもそのおかげで心に残るとおっしゃっていただける物語になったと思うので、苦しんだ甲斐がありました。 素敵なレビューありがとうござ
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