しげりっぱー

日曜朝、待機場に流されてたテレビで、安部に野田がキレてました。   「現段階で消費税増税するべきか否か」で、野田と山口(公明党)はすべきとしたのに、安部は無回答だったからです。   野田は「三党合意したじゃないか!」とキレたのに対し、安部が消費税増税法案の実相を説明して反論。     実は、増税の三党合意は2014年の四月に、消費税8%にしなければならないというものではないのです。   実態は、2013年の秋に時の内閣が消費税増税について議論をしなければならない。という物。   つまり、その議論で増税すべきでないとなれば、増税は実施されないのです。   ワシは前から知ってましたが、あらゆる報道番組で「2014年から消費税8%決定!」と言うから、ワシが間違った事を覚えてしまったか、不安になってましたよ。   しかしこの度、安部が事実をゲロってくれて助かりましたわい。     けれど、安部は余計な事を言うたなと思います。 2013年の春から「来年から増税だぜ」と煽れば、駆け込み需要が起きるというのに……。   また、増税を審議する2013年の秋に、増税を取り止めにすれば、その時の内閣は誉められるのにです。   その時の内閣は、高確率で自民党なんですし、上手く行けば安部本人が総理の場合だってありますから、奴は損したな~と思う。     さて、自民党ではなく、第三局の何かが与党になった場合、どうなるかですね。   日本未来の党で見ますと、かなり顕著なレインマン・コントロールだなと感じます。   何かと言いますと「素人が指揮して、玄人が指揮者を指導する」というものです。   かつての細川内閣なんて、そうですね。 細川がいくら近衛文麿の閨閥(けいばつ:一族による閥)でも、細川を指導していた人が居ました。   それが、小沢一郎です。 だから細川の次の内閣が、小沢の盟友羽田だったのです。   小沢は国民福祉税という事実上の消費税増税の服案を持ってました。   しかし、実現する事無く、いつしか羽田と内ゲバになり……自民党・社会党に逆襲されて終了。     んで、日本未来の党の党首は、議員経験の無い人。 まだ河村なら議員経験あるものの……その場合、また内ゲバかなと。   さて、あの女性を指導するのは小沢なのか、それか亀井なのか、亀井の方がマシなのか、小沢には増税の服案の前科がありますし。     まあ、こんなケーフェイ楽しめる余裕が、まだ日本にあるのかと。
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