爽 義弘

文章そのものが、寄生植物。 じっとりとした粘液質の比喩や描写にびっしりと生え覆われている。 そんな感じの作品ですね。 時間にすれば僅か数分のことも、その奥行きと世界観で息苦しいほどに装飾されていました。 個人的には、このような作品は大好きです。本来ならば『ケータイ小説サイト』でも、このような作品が、価値を認められ広く読まれてもいいのに。 しかしケータイ小説の世界は、未だそこにはたどり着いていないようですね。残念なことです。 いっそ活字で……。 そんなことを考えさせられる作品でした。
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わわ、勿体無いお言葉、が((´`))活字で、なんてそんなとんでもないです…!世界の終わり独特の空っぽな空気、無常感、息苦しさを少しでも感じて頂ければ幸せです。あたたかいレビューありがとうございました○。

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