たすう存在

レビューしてなかったコトに今さら気付きまして……。 さすが、と言おうか、やはりと言おうか、例えイヌの看病しててもブレない完成度には舌を巻きます(笑) あとがきにもありましたが、実は作者様、細部に至るまでかなり丁寧に作品作りをしているようです。 夢に迷った主人公が故郷を訪れる――田舎の町を舞台にした時、割に王道なストーリーですね。 でもその王道をただの王道にしてしまわない所がこの作者様のスゴい所。 「妹」の存在とそのキャラクターが、物語を盛り上げ、良質なエンターテイメント作品へと押し上げます。 加えて、真摯に描かれる登場人物たち。 さくさく読めて、くすりと笑って、そして胸にじんわりときます。 素晴らしい作品を有り難うございました。
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