たすう存在

詩でもなく、小説でもない。 強いて言えば、絵物語を言葉で説明するのではなく、そのまま言葉に変換したかのような作品です。 これほどの幻想性を生み出す言葉たち。 流星さんの引き出しの多さには感服です。 また、凶々しくも美しい双頭の怪魚というモチーフも、実際には姿を現さないからこそ、かえって非常にビジュアル的に感じられました。 この三作目は、前二作の世界観を踏襲しつつも、ことさら物語性の強い作品になってますね。 この機会にと、前の二作も読み返したのですが、一作目は「色」、そして二作目には「時・想い」、そして本作は「音・声」が順に解禁されていっている様な印象を受けました。 言葉の音律を楽しみつつも、まるで覗き穴から観るような、知覚の狭窄感を楽しませてくれる作品たちですが、また作品を追うごとにその覗き穴が徐々に広がっているように思えます。 覗き穴のさらなる広がりを見てみた気もしますが……。 いや、ホント、普段の流星さんのキャラクターからは考えられないような色ですが、文句なく美しく恐ろしく、そして素晴らしい作品でした。 能あるタカは……ってヤツですね、リュータン。
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ひやあああっっ(;д)゚゚← めっっさ有り難すぐるレヴーにメン玉飛び出ますたイヤまぢで(;д)゚゚← わたすの思考を遥かに凌駕しまくる素晴らしい洞察力と考察力に、なんやもー他人様のステキ作品に向けた内容かと何度も見返してまったやんけバーロー∥Д*;)←オイ 前2作品まで読み返してくれるやなんて、なんたるゼータクな((;*д*)) ドストライクに共感したのが 『順に解禁されていっている様な印象』 のくだり。そこまで考察してもらえるたぁお見事すぎっすわイヤまぢで。 それぞれの作品のおおまかなテーマわあったものの、実際のとこわ、新たな境地への一歩がだいーぶガクブルもんやったんで、次作品執

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