汐野 葉

小説応援サークルのレビュー増加トピから参りました。 あくまで「幕末人のファン同士内輪で楽しむ恋愛小説」という前提で、レビューではなく個人的な感想として述べさせていただきます。 ○双子がそれぞれ、幕府側と倒幕側にいる、という設定は工夫があると思います。が、それぞれ別な世界に別れてしまったことに対して葛藤があってもいいような気がします。ちょっと春さんが雪さんに比べて冷たくないでしょうか? 雪さんが、会ったらお互いを斬らなきゃいけないのでは、と思うにも強いきっかけが欲しい気がします… ○上記の矛盾を解決する方法として思い切りコメディ寄りの逆ハーレム物として書く(パロディですね)という方法もありますが… 例えば、姉妹が新撰組ファンと尊攘派ファンで思い切り仲がわるいとか…… ○歴史通り進んでいないパラレルワールド、ということで展開に希望が持てます。 非業の死をとげた歴史上の人物を助けてあげたい、というのは歴史ファンの潜在的願望ですから。 「作品」として書くなら「なぜ歴史が違っているのか」を描かなければいけないし、 主人公にも歴史を変えられるだけの必然性を持った(もっと無敵感のある)設定が必要になるかもしれません。 未来を知ってるとかモテる、だけじゃ弱いかな… ○「レビューすべき作品」として読んでしまうと書き飛ばし感は否めませんが、 テンポの速さは魅力的です。 あくまで同じ価値観の仲間うちで、過程を楽しむ作品であれば(そういう作品も需要がある限り否定はしません) このようなレビューは無用の長物かと思われますので削除してください。 もし今後、賞なり人気のとれる作品をお書きになりたければ、まず「キャラクターを魅力的に書き分けるための勉強」がもっと必要になると思います。(そして私もできてません・汗) 最後に私も同じイベントで幕末タイムスリップ物を書いてますが、もし好みに合うようでしたら覗いて見てください。 長文・乱文失礼しましたm(_ _)m

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