狐面 十夜

数十年ほど前からUGNの上層部から二人のオーヴァードと行動を共にするよう伝えられる。 名は鈴宮 ゼロ、しかし当の本人は自分の名前はおろか何の記憶も残しておらず、脱け殻のようだった。 もう一人は鈴宮 ナイト、こちらは至って普通の状態であり、当時のゼロとは雲泥の差であった 不審に思ったあなたは彼らの事を調べるも、たいした情報は得られず、ただ…当時、トライブリードの研究が凍結された頃と…彼らの事を任された頃が一致していた事までしか分からなかった。 そして彼らの素性が分からぬまま月日は流れ、不意に鈴宮 ナイトから自分はゼロの複製であることが告げられる。 そのあとからだ、胸騒ぎが収まらないのは…… あなたは日常の崩壊を警戒しつつ、今日もまた、日常を繰り返す。

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