ぐみ

中学校3年生のころに、私の場合いじめではないのですが、学校に行きたくない時期がありました。 朝起きて毎日のようにもう消えたいとおもうんです。 階段を母親があがってくる音がすると、どういって学校休ませてもらおうとびくびくしました。 学校に行きたがらないことで母親に怒られ、泣きながら寒い雪の中を歩いて学校に行きました。 心配してもらいたくてカッターで浅く手首に傷をつけました。 お話の中の涼子さんや麻美ちゃん…に心情を重ねる場面がたくさんありました。 涼子さんはいじめももちろん辛かったと思います。 でも家にいる時間も辛かったんじゃないか、と思います。 本来なら学校にいるはずの時間に自分は家にいる…。 いつ家族に学校の話題にされるんだろう…。 絵を書いていてもテレビをみても手芸をしてもごはんをたべてもやっぱり学校のことが頭から離れない…。 どうしてこんな自分になってしまったんだろう…。 何もかもがしんどかっただろうなぁと思います。 一方、気丈に振る舞う蓮さんに私は関心させられました。 子どもには弱いところはみせない、子どものためならどんな方法でもとり行動する姿。 果たして同じ立場だったら私はそんなふうにできるのか? また、いじめ解決する方法なんてないんじゃないか。 涼子さんを助けるには"転校"しかないんじゃないかとおもいました。 私は「いじめ」をよく知りません。これはすごく恵まれていることだと実感しています。 いじめがもたらすのは「悲しみ、孤独、怒り、憎悪…」いいこと一つありません。 それなのになぜいじめははじまるんでしょうか? いじめを解決に導かない大人、いじめを容認する大人、いじめを判断できない大人は「悪人」ですね。 涼子さんが負った傷は深くて、今も人と関わることに抵抗があるんじゃないかなぁと思います。 涼子さんが毎日を楽しんでいればいいなぁっと願っています。 まだ私の中で感想がまとまっていないのですが今おもうきもちそのままにレビューを書かせていただきました。 また、改めておもうことがあれば、書き直します。 蓮さん、毎日の執筆お疲れ様でした。
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ぐみちゃん、素敵なレビューをありがとう(@゚▽゚@) 今、中高生であるみんなが、こうしてイジメについて考えてくれたことが何より嬉しいです。 また、涼子の心情を理解してくれてありがとう。 ぐみちゃんの優しい気持ちも、充分に伝わりましたよ(^^)d 無理せず、自分の目標に向かって邁進して行ってください。 応援しています(。・ω・。 )

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