年越し煎餅

『鬼の護人』に登場する鳩摩羅天を奉っていたのが、京都の鞍馬だ。 鞍馬以外にも日本全国には沢山あるし、関東では八王子であろう。 鳩摩羅天の呼び名の一つに童子天と呼ぶものがある。 鳩摩羅天=クマーラは少年と言う意味からだ。 このクマーラが歴史上の人物で最も雰囲気を影響されたのが、源九郎義経である。 江戸時代から現代に至るまで歌舞伎や大河ドラマで源九郎義経を演じる役者は総じて線が細い少年風である。 源九郎義経の遮那王の名前は毘廬遮那佛から来た名前だ。 毘廬遮那佛とは奈良の東大寺の大仏である。 しかしこの毘廬遮那佛は特定の仏を指していない。 ヴィルシャナとはサンスクリット語で光輝く者と言う意味だ。 このヴィルシャナは密教では大日如来と意訳しているが、大日如来は仏ではなく修行僧のことのようだ。 注意、大日如来は太陽よりも輝く光のことで太陽神ではない。太陽神は日天である。 ではヴィルーシャ(光輝く)とは何を語源としているのか? それはペルシャ(現イラン)にあった宗教のゾロアスター教(拝火教)の光明神である。 アフラマズタ神であると思う。 ゾロアスター教は密教により日本へ護摩として儀式の原形が入って来た。 そしてゾロアスター教のアフラマズタ神は鳩摩羅天と考えていたようなのである。 源九郎義経の遮那王とは、鳩摩羅天のことである。 遮那王義経は東光坊蓮忍、禅林坊覚日ら天狗を率いて常勝無敗で平家を倒した。 鳩摩羅天も夜叉王クベーラ、孔雀王母マユーラを従え神々の軍勢を率いのであった。
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消えずの灯り でしたっけ? 灯明をずっと絶やさない、 弘法太子縁の火を伝えるお堂とか、 聞きますよね( ̄▽ ̄) クマーラ天の宿る 炎だったりして(^^ゞ
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消えずの燈明ですか。 で、あれば新発見ですね♪ ゾロアスター教は文献上では初めて天使が出てくる宗教です。 今のキリスト教はローマ帝国時代にギリシャ神話と合わさりました。 原始キリスト教がカナン(エルサレム)の地でイスラム教と同じユダヤ教を母に持つ宗教であるなら、ユダヤ教がカナンの地へ至る前はペルシャで発生したと考えています。 (創世記(旧約聖書)、イサクより) そしてペルシャの周りに広まっているイスラム教諸派は天使を神としている教えもあるのです。 北インド神話では、夜叉王クベーラ(毘沙門天)にやぶれた雷神インドラ(帝釈天)を見て神々は産まれて七日間しか経っていない鳩摩羅天へ軍権を渡し
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