菅原 和奈

やはり、ページコメントはできませんでした。 何度もメッセージを送って頂くことになってしまい、申し訳ありませんでした。 さて、本題のレビューですが、私個人の感想として受け止めていただければ幸いです。 この作品の一番の良さは、主人公の感情、事件の悲惨さが前面に押し出されている事ですね。 作品の主題ですので、当然と言ってしまえばそれまでなのですが、ここまで暗い空気を生々しく作り出すことができるのは素晴らしいと思います。 それだけに、時代が頻繁に変わるのが非常に残念。 冒頭では、たったの二行で時代が遡ってしまいますよね。 頻繁にストーリーの時間軸がずれるというのは、読者を混乱させる大きな要因となります。 実際、私も確認のために何回かページを戻ったりしました。 もう少しシンプルにまとめられていると読みやすいと思います。 もうひとつ気になったのが、虐待を受けていた、という事実があまりにもサラッと述べられてしまっている事です。 作者様の中では彼がどれほどの苦しみに耐えてきたのか、非常によく分かっていらっしゃると思います。 しかし、第三者が読んだ時、二ページほどで主人公が貯めてきた怒りや苦しみが読者に全て伝わるのか、と言えば、不十分であるような気がします。 また、虐待を受けているのならば、両親への恐怖、対人恐怖症など、他にもさまざまな症状が出てくるものです。 事件を起こした後の主人公の葛藤がメインであるとはいえ、殺人に至るまでの経緯も大切です。 もう少しストーリーに厚みを持たせることができますよ。 色んなことを書きましたが、私はプロではないので、ここにかいたことすべてが正しいとは思えません。 作者様がもう一度作品を読み返して、一番納得できる形の作品になれば一番いいと思います。 テーマは社会的で、現代の社会問題に直接訴えかけるものですので、ぜひ多くの人に読んでもらいたいと思います。 そのためにも、たくさんの読者様の感想を聞いて、作者様が一番だと思える形にしていってくださいね。
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アドバイスありがとうございます( ‘ω’ ) 確かに殺人に至までの経緯が甘いとは自分でも思います( ‘ω’ `) しかし現時点では全力を尽くして修正したつもりです( ‘ω’ `) そこで鬼崎さんならこうすると言う方法を参考程度に伺いたいのですがよろしいでしょうか?( ‘ω’ `)
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分かりました。 私もプロではないので、完ぺきなアドバイスはできないのですが……。汗 まず、私だったら、川上が転校してくる前の主人公の生活をえがきます。 まず、学校での生活をえがきます。 レビューにも書きましたが、虐待を受けていること言うのは心を閉ざしていることが多いです。 それは集団に馴染めず、いつも一人ぼっちでいる場合。 もしくは、人に嫌われることを極度に嫌い、心の限度を超えて無理に明るく振舞う場合の二つがあります。 どちらにするかは作者様の考えによるでしょう。 後々、家庭での様子と学校の様子を対比させて描くのであれば、無理に明るく振舞わせる方が、虐待の生々しさ、恐ろしさが生えるかもしれませ

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