吉井 新十郎

そもそも、私自身、不器用な人間である。学問、美貌、運動などのステータスには一切振らず、ただ己が心の塀を高く聳え続ける事だけに執念をもやし、他者からの接触を拒む。 自ら選んだ筈の孤独であるが、塀を高くしていくにつれ悲しくなるのは何故だ?やがて誰からも目視されないようになり、私という存在は大きな壁だけになる。それでいいのか、いい訳ない!そう決断し、私は積み上げた塀を壊し、塀の中で獲得した感性を軸に、小説を描いている。開花するのはいつか、私自身判らない。
・11件
頑張るのだよ?
10件
久しぶりであるな貴君。ちょっと老けたか?
9件

/1ページ

1件