旅人

宣伝をされたのでレビューさせていただきます。 始めに言いますが辛めとなります。   まず、一ページごとの情報量が少なすぎます。 背景描写や、主人公除く登場人物の心情が全くと言っていいほどに描かれていません。 一人称の小説ならば多少は仕方ないと言えますが、あまりにも少ない。我々読者はこのちっぽけな情報からどのように小説の物語を想像すればいいのですか?   恐らく作者様の中では鮮明な物語が繰り広げられているのでしょうが、そこを細かく描いて貰えないと読者たる私達はついていけません。 現状のままではプロットと大差ないレベル。   作中の例として。 旅をしてる青年がいて、少女が旅の動機を尋ねた際に何の説明も無しに「なんでだろう」なんて言われたら、この青年は痴呆なのかと私は思ってしまいました。 青年がどのような表情で、どのような雰囲気で、どのような挙動で「なんでだろう」と言うのを明確に描写するだけでもかなり改善される筈です。   他にも物置小屋とかありますが、どういう物置小屋なのですか? 古びた物置小屋でも真新しい物置小屋でも広い物置小屋っも何でもいいですよ。まずは足しましょう。推敲はそれからです。 兎に角、物語を楽しむための情報量が致命的に欠落しています。   クソつまんないラノベですら一ページに400字以上あるのですから。(この400字が文章として機能してるかは別ですが)   これから先、文章力や語彙の豊富さを身に付けたいのなら世に出ている小説をもっと見て、沢山学びましょう。今の時代は携帯なり街の図書館なりで、小説なんてタダで読めるのですから。 独学でやっていけるような天才はほっとんど居ませんよ。   文法を学べる本とかもありますので('v`)     私から作者様にできるアドバイスはこれだけです。あとはプロが描く指南書や小説を読んでください。 やる気とモチベーションを持って、頑張って!

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