<続き> ②(こちらがより致命的な理由です。)「熱意」・「決意」といった主人公キャラとしての魅力は、敢えてカラス達から欠落させてあります。  理由は、信長や新撰組、義経・弁慶といった歴史上の登場人物を始めとした"敵キャラ”達に「熱意」・「決意」といった魅力を与えたかったからです。  "必死に運命と戦う敵キャラ達”VS”巻き込まれ方の意思薄弱な主人公”という構図を作って、主人公達はむしろ読者に嫌われて欲しかったのです。  というか、「時の死神」はオムニバス形式の作品で、主人公は舞台となる時代ごとに設定された"敵キャラ”だという気持ちで書いておりました。  聖剣伝説

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