ストレートに哲学的 (医療倫理?)な題材を取り扱っているものとして、多島斗志之(たじま としゆき)氏の『症例A』(角川書店)をおすすめします。 精神科医である主人公とその患者、また同僚とのやりとりから、「治す」とはいかなることかについて考える一冊です。 もっと寓話的な、内包される意味を読み解くものがお望みでしたら村上春樹作品などはいかがでしょう。 「神の子供たちはみな踊る」は主に震災を題材にした作品ですので、今の日本にも通ずるものがあり参考にしやすいかと思います。
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コメント有難うございますヾ(^▽^)ノ ふむふむ……村上さんは――凄く人気ですが実は彼の作風が余り好きでなく(苦笑) あの独特の言い回しと言うか表現が……。 多島さんの作品は読んだことがないので、是非読んでみようと思います。 だが震災に関するテーマと言うとかなり興味あるので、村上さんの方も好き嫌いせずに読んでみよう← 2作品とも未読でしたので、是非時間が有るときに読みたいと思います。 ドストエフスキーの『罪と罰』の様に推理小説的な(小説を楽しむ)要素と思想小説的な要素を持ち合わせて、読むたびに考えさせられる作品を探していて……。 論説文の方では鷲田清一さんの『感覚の幽
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村上春樹さん、確かに好き嫌いは分かれる作風でしょうね。 私は何故か読んでいるととても落ち着きます。 参考までに、「症例A」は多少分量のある中編小説、「神の~」は短編集です。 こちらはその2つとも未読です。 海外文学にも触れてみたいと思っていたので、ドストエフスキーも頭の片隅に留めておくこととします。 そうですね、やはり参考にするならプロの方の文章が一番ではないかと思います。 お役に立てて光栄です。失礼しました。
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