例えばレビューを書いたとき、作品に対するモチベーション的なものがあったとすれば「月虹」のシーンはそれを凌駕するものでした。 頭のてっぺんから肩までがざわざわし、わたしの意思とは無関係に、別の何かが胸に一挙に雪崩れ込んで来る感覚。 文字に魂を籠めるってこういうことなんですね。

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