ロト「まさか君がジェットコースターに弱いとはな。」 タ「拘束された状態で勝手に動くとか怖いですよ。」 普段から三次元的な戦いをしているが、自分の体が自分の思い通りに動かないというのはなかなかつらいものがある。 ロト「次はアイスクリームを食べてみたいぞ。」 指をさした先には行列のできているアイスクリーム屋があった。 タ「ここで何か特別な味とかあるんですか?」 ロト「いや、味も現実と何ら変わりはないぞ。特別なのはタイラスと食べることぐらいか。」 ふふ、と短く笑い並ぶ。言った本人よりも僕の方が照れくさくなるせりふだった。 ---------- ロト「ほら、ほっぺにアイスがついている

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