めぐさん、読了して頂き、評価、ありがとうございます。 芽依にとっては、自分で記憶を失ったままで生きていく事を決心したけど、記憶が戻るかもしれないって、凄い恐怖だったんだと思います。今までの自分がいなくなり、世界が失う。その怖さを吹き飛ばすように笑い続けた芽依は、本当に真っ直ぐで純粋な子だったんだと思います。 そんな芽依の罪悪感、本当の親に忘れてしまった事が悪いって思い続けていた事。捨てられたんだと、置いて行かれたんだと淋しく思ったんだと思います。 葉月は裏切られたという気持ち、その悲しみから、捻くれたからこそ、芽依の埋もれた記憶の中の小さな芽依の悲しみに気づいてあげたんでしょうね。 少

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