お返事遅れましてすみません。 拙作へのご高覧及びレビューどうもありがとうございます。 丁寧な読み込みに敬服します。 映像が浮かび上がるような文章を目指しているので、ご感想を拝見する限りは成功したようで良かったです。 原典の「羽衣天女」で地上に置き去りにされる人間の夫に哀しいものを感じたのが書く契機になったので、日生(『星』という字を分解した命名です)の心理を書く上では読む方に共感できるように注意しました。 羽衣自体が青年にとっては異世界のものですから、リアルな盗みの欲望をそそるものではなく、むしろ畏怖の対象であったり。 それは、天女である綸裳に対しても同様です。 そもそも故郷を追われる

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