祖父が亡くなったとき、お寺の住職様から、「故人を想い語らうことが、ご供養になるんですよ」という趣旨のお話を頂戴しました。 桜の下を歩くとき、ハンバーグを食べるとき。 ふと「あんなこともあったなあ」と思い出すそのときに、故人はきっと自分のところへ来てくれているのだと、私は信じています。 大切な誰かを失って、後悔しない人などいないと思います。 そしてそのことに、今無理に折り合いをつける必要もないと思います。 どうぞお体だけは大事になさって、お父様との大切な時間を、ゆっくりと過ごされてくださいね。

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