驚いて声も出ない私に、彼は言葉を続ける。 「誤解しないで欲しいんだけど、他の子とはさっき交換済ませたから、君にだけ聞かないのはかえってマナー違反でしょ?」 「……べ、別に人見くんみたいないかにもモテそうな男の人が私のことそういう目で見てるとは思ってないけど……」 「ならいいじゃん。減るもんでもないし。合わないと感じたら拒否でもなんでもすればいい」 段々と断る道を閉ざされた私は、渋々携帯を取り出して、彼の顔を見つめた。 二重だけどスッと切れ長の綺麗な瞳が優しそうな笑みを滲ませている。 この世界線の人見くんはなんだか今までで一番まともそうに見える。 確かに彼の言
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続きがあるなんて、全然気づかなかったのでものすごくうれしいです!!!

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