快紗瑠さんレビューありがとうございます! 最近小難しい話が多いんですが、論文みたいなものをちょっと考えてみようかなと思ってつくった作品ですね。 現代社会に暮らす僕たちは、たえず何かしらの疲労感にさいなまれている。 それはときには肉体的疲労だったり、精神的疲労だったりしますが、いくらそれらを取り除いても、残っている疲労がもうひとつあります。 それは、モンゴメリーバスボイコット事件のときを語ったローザ・パークス女史の言葉の中にありました。 彼女は、肉体的に疲れていたのでも、精神的に疲れていたのでもなく、差別を容認する社会に疲弊していたのです。 社会的な疲れというものは、快さんのおっしゃ

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