さて、最終章ですが。ここであまり語ってしまうと長くなりすぎてしまうので割愛します(汗)(と思ったんですがすでに長……ッ_|\○_) 私の、個人的な『好きな所』だけお伝えしたいです。 ・一番はじめの時間旅行から帰ってきたとき、王子が呟いた一言。「……僕は、何も知らなかったんだな」。それまで無邪気に天真爛漫に振る舞っていた少年の、〈王子〉としての肩書きの大きさと窮屈さに何とも言えず彼の孤独を知りました。 ・舞踏会の音楽に合わせ、二人きりで踊るシーン。やはりここは外せませんね。星空の下、王城の整然とした庭園。遠くから聞こえるオーケストラのリズムに合わせ、そこで踊る二人の衣装と、幸せそうな表情。情
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>深由美夜ちゃん 最後まで読んでくれてありがとう!そして、こんなにたくさんの感想を書いてくれて本当にありがとう(*´▽`*) 感想をもらえるだけでも嬉しいのに、印象に残った台詞をひとつひとつあげてもらえるのは書いた側として冥利に尽きます! 時間屋さんとハルの出会いと別れの話(『西の国の話』の章)は、最終的にこの形になるまでに5年以上かかりました。ずっと、彼らのことをちゃんと書きたいと思っていて、でもぼんやりとしていてなかなかまとまらなくて、この一年でようやくお話としてまとめることができました。なので、心をこめて書いたものを、深由ちゃんのような読者さんにあますことなく汲み取ってもらえるのは本当
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