いつもレビュー、ありがとうございます。 連作を書いていくうちに、登場する人間が、欲のために悪事を働くやつばっかりになっていき、はたして人間ってのは憧れる存在なのか、と当初思っていなかったテーマが浮上してきて、アルンたちロボットとの対比が強調されてきました。 たぶん人間の悪い面を反面教師として見ることで、アルンらがいい人間になってくれたら、と作者として思うようになってきました。また、ミコネフのように生き方もまたありだとも思います。人間になんてなりたくない、というミコネフの主張が、宇宙という過酷な場所での活動を描くことで、読者にも納得できるようにしましたし、最終章のストレートなサブタイトルもその表
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