じゃあ続きいきます、といっても大方の予想通りだと思うけど。 靴の中に潜んでいたものは、異様なまでに俊足であった。 暗闇に同化するようなその姿は、どう見てもゴキブリさんの成虫である。 その時風呂あがりだった私は素足の状態で、すなわちこの世で最も苦手とする相手と、なんの防護もなくハイタッチしたのだ。 或いは荒々しい愛撫。 それからと言うものの、殺虫スプレーを片手に格闘、追放に成功せしめた。 というだけの話。 (*‘-‛)
2件

0/1000 文字