内容とは関係ない話になるし 先ほど話したことと被る内容になるのだが、――この作品は恋愛ジャンルよりもファンタジーにした方が読者とマッチするのではないかと思うが、如何だろう?変えてみる気はないだろうか。  世界観的には間違いなくファンタジーであるし、おそらく恋愛ジャンルの読者というのは、好いた好かれた、というような、つまり私の最も苦手とするロマンス的な愛を描いた作品を好むだろうと思うんだ。だがこの作品はそれには当てはまらない気がしてな。  シーラとミハエルはなかなか一緒になれない。いつまでもすれ違う。だがそのすれ違いは、恋や愛とは別のところで起きているだろう?それが、恋愛よりファンタジーとした

0/1000 文字