これは本当にただの感想になってしまうのですけれど、私、読んでいて途中で、ほんの一瞬、お二人がとても羨ましく感じたのよ。お互いを大切に、尊重して信頼して、そんなお二人の温かい心に。こんなに穏やかな恋愛、私は今まで一度もしたことはないわ、って。燃えるような恋はしたけれど、彼がいないと生きていけないって思うような恋はしたけれど、でも――それは本当に私の求めていたものだったのかしらって。もしかしたら違っていたんじゃないのかって。  優子様と亮弥様が羨ましくて、私もこんな風に穏やかに彼のことを想えたら良いいのに……って。どうしようもなく――そう、思ってしまったのよ。  きっとこのお二人がお互いを大切
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アメリア様 ご丁寧なレビューをいただき、ありがとうございます。 また、前作も踏まえた上でお読みくださったとのこと、現代日本という異国の物語に親しんでいただき、光栄です。 アメリア様ならどんな辛口が飛び出すかと、期待半分不安半分でお待ちしておりましたが、レビューには優しいほうのアメリア様しか見当たらず、拍子抜けしつつも安心いたしました。こんなに褒めてもらっていいのかしら。ありがとうございます。 文章を褒めていただきありがとうございます。これほど長編でも同じ表現や違和感に気づかれなかったというのは、とても意外でしたし、嬉しいです。自分ではあまり意識せずに本能で書いているので、自然にそうなって
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