特に、北陸宮や信救(覚明)との出会い(巴に取っては再会)、上洛後の松殿家との関係などは、想像するだけでワクワクします。 治承三年の政変や以仁王の挙兵など、義仲上洛前の都での話も、必要になるでしょう。 もっともっといろいろな物語を書いて、手応えを感じた時には、最初から最後まで、巴と義仲の物語を書こうと思います。 その時には、少女小説という枠から離れたものになるかもしれません。 もちろん、巴達が信濃で活躍したり、上洛後の巴が都で活躍するような、事件解決型の物語も書きたいです。 その日まで、彼らとはしばらくお別れです。 いつかまた、彼らの物語をお目に掛けられることを願って。

0/1000 文字