とても嬉しいレビューをありがとうございます! お返事は大変遅くなってしまいましたが、筆が止まった時にはいつも読み返しておりました。 戦国の世を生きるキャラクターたちの、それぞれの大切なものや譲れないもの、それが必ずしも折り合いがつくとは限らない。 そこには悲しみもあれば得るものもあることと思います。 理想とするレベルのものはまだまだ雲の上ですが、最後まで楽しんでいただけましたら幸いです。
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作品の持つ雰囲気や設定周りもとても素敵ですが、登場人物の価値観や鮮やかな生き様のようなものが通読する中で記憶に焼き付くようでした。 美しいというものを表現する上で常人の理解を超えた強さやその孤高を、死に纏わる物語をただ悲愴や不幸だけでなく誇らしく描かれている手法がとても好きです! 架空の戦記でファンタジー色はありながら歴史の重みがあったり、人智を超えた英雄のどこか漱石の提示する非人情の境地のような静かな凄みがあり、それでいて軍記物として心の躍る展開と描写でした。平家や史記を読んだ時のワクワク感でとても幸せにしていただきました!!
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