おっしゃる通りで、脱帽です。 ヴェーベルンの繊細で計算しつくされた無調の世界は、その弱点であった干からびたような音質を克服しました。  彼の音楽は音だけを聴いていても実に多彩で楽しめるのですが、段々変な気分になってきたりします。これは危ないな、という感覚です。調性音楽では味わえないかもしれません。  しかし、それが心地よく感じてきてしまい、今日も私はヴェーベルンを聴くのです。 ヨシカさんには、この作品を実に良く読んでくださって、含蓄のあるレビューを施してくださり、ありがとうございます。
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