小池海様 美しすぎるレビューに、言葉を失いました。一字一句全てが感激だったのですが、”時間が空を、私を、先生を、心も、身体も、紅く染めていって。”この一文が、とてつもなく心に刺さりました。ああ、私こんなに紅を重ねられていたのか…と。 私にとっては「この雨を止ますには」があってこその一部を切り取った物語でしたが、読み手の方には起承転結の起伏に乏しい退屈な物語になってしまうのではと不安があった作品です。いただいたレビューに、とても救われた思いです。このレビューをまず読んでから作品を読んでくださいと表紙に張り付けたいくらいです。 素晴らしいレビュー、本当にありがとうございました。
1件2件
返信ありがとうございます。 読み手は物語に何を求めてるのか、最近よく考えます。 私自身としては物語は「(非日常に)行って(日常に)帰ってくるもの」、短編にしろ長編にしろ起承転結を含めた登場人物の行動と感情の動きが重要なものだと思っています。 一方で、短編の、ワンシーンの切り取りような物語であったとしても、情景描写や心理描写で、時間や場面に動きがなくても世界に深く入っていけるものもあるのだなと感じている次第です。 要は、その世界に浸れるか、なんですね。 私は、心理を深く細かく重ねていくことが不得手で、どうしても行動や場面展開をどんどん繋いでしまいます。 この作品はワンシーンで8000字埋
1件
小池海様 遅ればせながら、改めて本当にありがとうございました。 私もこれまで、特に長編では場面展開を繋いでツギハギのような物語になることが多いです(実際指摘されたこともあります)。 この作品は既に前後の出来事が「この雨を~」の方で決まっているためワンシーンを書くと決めて書いた話ではありましたが、逆にいつもと全って場面が動かないことに読者様が飽きてしまうのではと不安が募っておりました。 ですが小池さんのお言葉で、この形でもよかったんだな、とこの作品をすごく好きになれた気がします。本当に本当に、感謝です。また更に自分に必要なこと、まだまだやれることも、小池さんのレビューや以前いただいたDMの
1件

0/1000 文字