【 魔女の丘 】 夜束さんの作品では、一番好きな作品かも知れません。きらきらくず玉と同じく、詩情、童話調を兼ね備えた文章で綴られる、大人のファンタジーですね。 これはもう、完全にやられてしまいました。 まず前半、ちょっと臆病なシヴァンとドンナの、恐らくは初恋同士の、相手を思う初々しさに、「ああ、恋っていうのは本来、こんなにドキドキして、嬉しいものなんだなぁ」って感じ入ってしまって。 ドンナがキッチンで歌いながら、お料理するシーン、あれは反則です。笑 シヴァンではないですが、読んでいるわたしまで、ドンナに恋をしそうになってしまいました……///笑  と、まぁ、そんな訳で! ……前半は、優し
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