佐倉さま このたびは拙作をお読み下さり、またとても丁寧で真摯なご感想、ありがとうございます…! 佐倉さんのコメントを読んで、私の好きな映画なんですけど「プリズン・サークル」というドキュメンタリーを思い出しました。刑務所の服役囚たちが、自らの罪を顧みることで他人と自分の傷に気づき、更生していく過程を描いた日本映画です。まさに加害者の物語の映画ですね。そのなかでも罪に気づき、もがき、後悔し、だけど同時に自らの生にも希望を取り戻す過程は、とてもリアルなものでした。 でも被害者からしたら「だからどうした、甘っちょろい」といわれる姿です。佐倉さんの仰るとおり「人の命の対価は絶対に支払えない」のですから。
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ツルカワ様 お返事ありがとうございます。 プリズン・サークルは存じ上げません。浅学ですみません。  イヴァンが記憶を取り戻しながら罪悪感にも苦しむようになる姿は生々しく、体温を感じました。  どのような形であれ、人は加害者であり被害者なんじゃないかな、と思ってます。純粋にイヴァンを想うスノウに対して、自分自身の罪にくるしみながらも一緒に歩もうとするイヴァンにとても強く惹かれました。 外伝も引き続き追わせていただきます。 とても素敵なお話をありがとうございました。
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