アリュースラを忌み子と罵るアルファヌたち。その中でイリューウェンとナリューシャは千年の子と言いました。私たち読者にも宿命の産声がはっきりと聞こえ始めたところで、ロッシュを巻き込んでの死闘。ギリアムとの約束を果たすため、レイブンのところにアリュースラを連れて行くためとはいえ、肩はやられるは足はやられるは(笑)。軽口叩く程度じゃ割に合わないのに、かっこ良かった!そして強かった…!(ロッシュ信者になりつつあります(笑))「あの娘は、俺の恩人の娘! 断じて忌み子などではない!」はじーんと泣きそうになりました。彼は出会った時からこれまで一度もアリューをそういう目で見たことはないけれど、アリューを通して
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 二度目の感想までもありがとうございます(ノД`)・゜・。しかも、こんなにも内容の濃い感想で、かなり物語の深いところにまで反応頂けて、言葉が見つかりませんでした。  第一章炎の女王は、碧桜さんの感想通りに人の弱さや醜さ、浅ましさを前面にだしました。そして、家族という箱庭から放り出されたロージーが独り見る、初めての外の世界です。それを演じさせたのがサイラスであり、特にフランベルージュという強欲女でした。私の力量不足故に、実は最も不満な部分がここなんです。フランベルージュに担ってもらった浅ましさを満足いくレベルまでどうにも表現しきれず、今の自分ではこれが限界!となって、現状の形になってます。しか
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 他にペコメで沢山頂いた炎の女王という精霊を通しての、ロージーというヒロインの内面描写でした。精霊は人の心そのものを映しこんでもらおうという思いで書いています。  そしてラストでの人称の変換ですね。これをやりたかったんです(笑)ロージーという名は、運命の隠れ蓑として生きてきた貌でしたが、本名であるアリュースラは逃げられない宿命の貌。それが第二部以降へと結ばれていくというわけです。そして、仰る通りに、ロージーという小さな幸せと苦しさとの決別、一つの運命の終焉でした。それを少し示唆したのがマーベラスの言葉「俺たちのことなど全部忘れちまえ!」だったんです。 第二章森と水辺の聖人  ここも本当に仰る
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第三章悪夢の始まり  もう言葉もありません。ありがとうございます( ;∀;)そしてこれが真実でした。  エレクトラの真実は物語で語った通り、かつての偉大なアルファヌでした。しかし、あのようになってしまい、アリュースラには更に思い運命が待ち受けるようになってしまいました。「いつか自分を殺しに来なさい」というエレクトラの最後の言葉は、いずれ成し遂げなければならないアリュースラの過酷な試練となりました。  ここまでお読みいただいて本当にありがとうございます。第三部では一新されて、主人公がもう一人増えます。更に人の世から遠ざかり、小人たちの登場です。ファンタジー感が溢れていればいいのですが、その辺
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