私自身一昨年とある病で手術を致しました。麻酔から目が覚めた時に思ったことは。生きることと死ぬことはこの麻酔が覚めるか覚めないか。瞼が開くか閉じたままか。それだけなのではないか。そして命とは時間。そのようにも考えました。自分に残された時間はわからない。けれど問いかけてみたい。私の書くものは価値があるものか。人に読まれるものたろうか。そしてすぐに思いました。自分と同じように書く人たち。その方たちの作品を読みに行こう。今も私はそのことに自分の時間を使いたいと。そのように思います。この作品だけでなく黒江うさぎさんの作品は私の気持ちにしっくりと馴染みます。染み入る。寄り添う。色んな言葉があるけど。そんな

0/1000 文字