朔良様 この度は、拙い作品でしたが、最後までお読みくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。 私自身、『忘れられないこと』、『忘れられない人』がいつまでたっても、心の片隅を占拠していて、似た景色や、一緒に聞いた音楽を聴いただけでも、思い出しては、過去を振り返ってしまいます。 ドロップスのラストは正直迷いました。縁が有れば、また会えるので何処かですれ違う、ラストにしようかとも考えましたが、私自身が忘れられない人に、いつか迎えに来て欲しかった思いが強く、最後は、遥と有桜にとって一番幸せなラストシーンにしました。 この拙い物語が、朔良様ご自身の過去を見つめる、小さなきっかけになれたのであれば、そ
2件

0/1000 文字